2019年1月28日月曜日


「同じ空の下で」世界がもし100人の村だったら 道徳科

 世界じゅうには、たくさんの子どもたちが暮らしています。しかし、その子どもたちの中には、今この瞬間にも飢えと貧困に苦しんでいる人がいます。様々な国には、いろいろな暮らしをしている子どもたちがいます。このことを知り、まさに自分自身の問題として「あなたはどうするか」を考えていく教材です。担任の先生は、「世界がもし100人の村だったら」からいくつかのことを引用していました。先週末の金曜日の5年生のあるクラスの道徳科の様子です。

※数字は2001年のデータです。
世界には63億人(73億)の人がいますが、もしそれを100人の村に縮めるとどうなるのでしょう。
100人のうち52(50)人が女性です。48(50)人が男性です。30人が子どもで、70人が大人です。そのうち7人がお年寄りです。90人が異性愛者で、10人が同性愛者です。
70人が有色人種で、30人が白人です。61人がアジア人です。13人がアフリカ人
13人が南北アメリカ人12人がヨーロッパ人、あとは南太平洋地域の人です。
33人がキリスト教、19人がイスラム教、13人がヒンドゥー教、6人が仏教を信じています。5人は、木や石など、すべての自然に霊魂があると信じています。
24人は、ほかのさまざまな宗教を信じているか、あるいはなにも信じていません
17人は中国語をしゃべり、9人は英語を、8人はヒンディー語とウルドゥー語を、6人はスペイン語を、6人はロシア語を、4人はアラビア語をしゃべります。
 これでようやく、村人の半分です。あと半分はベンガル語、ポルトガル語、インドネシア語、日本語、ドイツ語、フランス語などをしゃべります。
いろいろな人がいるこの村では、あなたと違う人を理解すること、相手をあるがままに受け入れることが、とても大切です。
また、こんなふうにも考えてみてください。村に住む人びとの100人のうち、20人は栄養がじゅうぶんではなく、1人は死にそうなほどです。でも、15人は太り過ぎです。
すべての富のうち6人が59%をもっていてみんなアメリカ合衆国の人です。74人が39%を20人が、たったの2%を分けあっています。
すべてのエネルギーのうち20人が80%を使い、80人が20%を分けあっています。
75人は食べ物の蓄えがあり、雨露をしのぐところがあります。でも、あとの25人はそうではありません。17人は、きれいで安全な水を飲めません。
銀行に預金があり財布にお金があり家のどこかに小銭が転がっている人は、いちばん豊かな8人のうちの1人です。
自分の車をもっている人は、豊かな7人のうちの1人です。
村人のうち1人が大学の教育を受け、2人がコンピューターをもっています。けれど、14人は文字が読めません。

もしあなたがいやがらせや逮捕や拷問や死を恐れずに、信仰や信条、良心に従ってなにかをし、ものが言えるなら、そうではない48人より恵まれています。
1年の間に、村では1人が亡くなります。でも、1年に2人、赤ちゃんが生まれるので
来年、村人は101人になります。
もしもこのメールを読めたなら、この瞬間、あなたの幸せは2倍にも3倍にもなります。
なぜならあなたにはあなたのことを思って、これを送った誰かがいるだけでなく文字も読めるからです。
けれど何よりあなたは生きているからです。心をこめて生きてください。たとえあなたが、傷ついていても傷ついたことなどないかのように愛してください。まずあなたが愛してください。もしもたくさんのわたしたちが、この村を愛することを知ったなら、まだ間にあいます。人びとを引き裂いている非道な力からこの村を救えます。きっと。
※2016年ではデータが以下のように修正されているようです。
 この村に住んでいる人のうち、男の人は50人で女の人は50人です。
アメリカ大陸に住む人は14人、ヨーロッパに住む人は11人、アフリカに住む人は15人、アジアに住む人は60人。みんな、それぞれ違う生活をおくっています。
 村人の年齢は14歳以下は30人、15~24歳は20人、25~54歳は40人、55~64歳は5人、65歳以上は5人です。
 村人たちは、いろいろな神様を信じています。キリスト教徒は31人、イスラム教徒は23人、ヒンドゥー教徒は15人、仏教徒は7人です。神様を信じていなかったり、その他の神様を信じている人は16人います。
 村人の使う言葉は、中国語は12人、スペイン語は6人、英語は5人、ヒンディー語は4人、アラビア語は3人。なんと、その他の70人で6500言語を使っているんです!
字 を読み書きできる人は86人、残念ながら読み書きできない人は14人います。
村人が1日に稼ぐお金は、15人は約220円、56人は220円~1100円、
13人は1100円~2200円、9人は2200円~5500円、6人は5500円~1万円、そして1人は1万円以上を稼いでいます。
太っている人は21人、健康な人は63人。栄養の足らない人は15人、お腹を空かせて死にそうな人は1人います。
キレイな水を使える人は87人、キレイな水を使えない人は13人います。
屋根があって、生活できる家を持っている人は77人。屋根のない場所や路上で生活している人は23人います。
44人の人はインターネットを使える生活をしていますが、56人は使えません。携帯電話を持っている人は75人、持っていない人は25人います。

 

 

 

実験は結果が楽しみです

 先週末の金曜日、4年生のあるクラスでは理科の実験を行っていました。空気は温まるとどうなるのかについて、線香の煙を使い空気の流れを観察するという実験でした。子どもたちの姿勢からもわかるように、とても興味津々です。

 
 
 
 
1月最後の週がはじまりました
 今週は、早くも1月が終わり、節分の2月が始まります。主な行事は、
○1月28日(月)5年生出前授業 プログラミング教育 2.4組(今回は時間の都合上2クラスのみの実施となります) 3.6年生対象まなびくらぶ
○1月29日(火)6年生対象 薬物乱用防止教室 市川警察署来校
○1月30日(水)委員会活動
○1月31日(木)4年生福祉教育 車いす体験 市川市社会福祉協議会来校
○2月1日(金)算数授業研究 3年1組
 という予定です。授業研修会、出前授業や外部講師をお招きしての授業が行われます。