2017年9月5日火曜日


見方・考え方 「浅い理解」から「深い理解」へ

 4年生の理科の授業では、ひと夏かけて育ったツルレイシ(ゴーヤ)の観察をしました。「ゴーヤがなっている」、「上の方は緑が多いけれど、下の方は枯れている」と見たことだけで終わりにしてしまっては、観察としてはもったいないです。下の方が枯れているところに視点を当てたならば、どうしてそうなるのかを考えることが大切です。どこに注目し、なぜそうなるのかを考えることが、「見かた・考え方」です。

 

 

 

5年生が今取り組んでいる「新聞を読もう」でも、いくつかの新聞に共通している記事に注目し、新聞により同じ記事でもどのような違いがあるのか、それはなぜ違うのかを考えることで、批評的能力を高めたり、プレゼンテーション能力へ発展させるなど、見かた・考え方に注目した取り組みを本校では行っています。

 


 2年生の算数科の「かさ」の勉強でも、水をいくつかの容器に移し替えて「かさ」を確かめたりしています。これも容器の大きさに注目し、「かさ」を考えながら量の単位の学習へとつなげていきます。公式だから覚えればよいという「浅い理解」ではなく、実際に体験することで「深い理解」へとつながります。

 



 
まだ工事をしています
8月よりはじまった下水道工事ですが、10月いっぱいまで工事は続く予定です。校地内には、工事の資材なども置かれています。関係機関と連絡を取りながら子どもたちの安全確保に努めております。子どもたちにも学校で指導しますが、ご家庭でも話題にしていただけるとうれしいです。特に土日は工事がありますのでご注意ください。