週末の道徳
自分の良いところ 1年生のあるクラスの道徳科
1年生のあるクラスでは、「ええところ」という題材意を通して、自分ではなかなか気が付かない自分の良いところらについて考えていました。自分のことは自分がよくわかっているつもりでも、他の人から見るといろいろな面が見えてきます。その中で、自分では気が付かない良いところがあるものです。お互いの良いところを伝え合えることで、お互いに認め合い、支え合える関係になるといいですね。
思いやりの心 3年生のあるクラスの道徳科
3年生のあるクラスでは、「六べいとちよ」という教材を通して、思いやりの心について考えていました。登場人物の行動に対して、二通りの立場で考えながら、友だちの意見や考えを聞いて、自分の考えを深めていました。
友だちが困っていれば、思いやりの気持ちを思って進んで親切することで、友だちが喜んでくれる。その喜ぶ姿を見ることで自分が人の役に立った、人から感謝されたという気持ちを持つようになる。また、自分が親切にしてもらうことで、他の誰かにもしてあげたくなる。自分だけ、相手だけでなく、お互いが支え合うことで、人と人との関わりがより豊かになっていくのですね。
クマのあたりまえ 5年生のあるクラスの道徳
クマの当たり前は、魚住直子さんの絵本の中の作品で、動物を主人公に「生きること」を考えさせる7編を収録されています。その中の一つの話が道徳の教科書に載っています。
主なあらすじは、
ある日子グマは森の中を散歩してると、オスグマが死んでいるのを見付けた。いつか自分も死ぬということは分かっていたけれど、死んだ体があんな風になるなんて思っていなかった子グマは、とても怖くなった。小グマは死なないものになりたいと思った。森の中を、死なないものを探して回った。大きな石を見付けた。これだ!石は死なない!子グマは石の横に丸くなった。しばらくして子グマが鼻歌を歌うと「石は歌わない」と石に注意された。虫に刺されて痒くてかくと「石は動かない」と言われた。子グマはだんだん不安と寂しさに襲われる。その時、自分を呼ぶおにいさんの声が聞こえた。
と言うような話です。生きるということは、楽しいことやうれしいことばかりではありません。いつかは死ぬ。生きてい中では、悲しいことやつらいこともたくさんある。限りある命だからこそいろいろなことを感じたり考えることができるというようなことについて、考える教材です。子どもたちからはどのような考えが出たのでしょうか。
体験するとわかるんだな
2年生のあるクラスの算数科は、長さの勉強を行っていました。自分のからだをもとにして、だいたいどれくらいの長さなのかを図っていました。そして、それをもとにして、問題文の2m50㎝は、実際にどれくらいなのかを、1m定規を使い長さを体感していました。やはり、体験学習は学習定着率をかなり高くする手段ですね。
うつして見つけて 版画
2年生のあるクラスでも版画の学習に入っているようです。子どもたちは配られた紙をていねいに切ったり折ったりしていました。どんな作品になるのでしょうか。楽しみです。