2017年10月27日金曜日


不審者対応訓練

 「たすけて」という声が自分の命を守る第一歩

 市川警察署生活安全課の方の協力により、不審者対応訓練が行われました。不審者が声を置けるのは、登下校中に75%が集中しています。場所は路上が最も多いです。今回は、学校に不審者があらわれたという想定の訓練が行われました。訓練と分かっていても、警察官の迫力のある演技に、子どもたちも真剣に訓練に参加していました。

 不審者発見を発見した教員が声をかけるとともに、不審者だと判断し笛の吹き、危険を知らせます。同時に、笛の音を聞いたクラスは、教室の中より、教室にカギをかけ、ドア付近はバリケードを作り、子どもたちは避難姿勢をとります。職員室等にも校内電話で連絡が入り、危険を知らせる一斉放送が流れるとともに、役割分担に従い、不審者が子どもたちに被害を与えないような場所に移動させ、警察官が来て確保するという訓練を行いました。

校内に入った不審者         最初に対応し笛で危険を知らせる

 

不審者に対応する職員

 



 
 
訓練後の集会では、市川警察署の方より、集会に集まってきたときにおしゃべりをしなかったことと集会に参加する子どもたちの聞く姿勢の良さをほめていただきました。その後に大切な話がありました。
一つ目は、「たすけて」と大きな声を出すことです。怖くて声が出せないときは、防犯ブザーを鳴らすこと。
 二つ目は、「逃げる」ことです。自分たちで何とかしようとせずに逃げて、かけこみ110番の家や大人に助けを求め、110番してもらうこと。
 三つ目は、「いかのおすし」です。
 
学校や家庭にいるときに不審者が現れたときは、先生や家の人が子どもたちを守ってくれる。でも、登下校中や一人でいるときなどに、不審者にあったときは自分の身は自分で守ることになります。
●防犯ブザーは手の届くところに付ける。
●ランドセルをつかまれたら、ランドセルは捨てて逃げる。
●逃げるときは全速力で20メートル走る。
●不審者をみたら不審者は、どんなコツをはいているか覚える。
●人気のない場所や周りから見えない場所。脇道や路地などは危険な場所。
※詳しくは、ブログの「お知らせ」10月2日「自分の身は自分で守る」をご覧いただき、発達段階に応じた家庭でのお話をお願いします。