2017年10月13日金曜日


教科担任制

 6年生は、卒業まで5カ月ほどとなりました。スムーズな中学校進学を視野に入れた取り組みとして、家庭科と総合的な学習において授業者が担任ではない取り組みを始めています。今日は、3組の先生が1組で家庭科を、1組の先生が3組でキャリア教育を行っていました。中学校は、すべて教科担任制です。教科担任制の良さは、子どもたちを多くの教員が接することで、児童生徒理解が進むということです。また、子どもたちにとっても担任以外の先生に相談しやすくなるということです。そして、授業に良い意味での緊張感が生まれることで、集中が高まるということです。

 

 

 

三人寄れば

 「三人寄れば文殊の知恵」ということわざがあります。一人で考えるより、三人が集まり意見を出しながら考えるよ、より良い知恵・アイディアが生まれるということです。

 また、三人という数がポイントです。3人というのは、話し手と聞き手、そして客観的にそれを眺める人に分かれるため、この人数がちょうど良いのです。話す人が多くなるほど、話がいろんな方向に散ってしまうことも多いです。また、聞き手が多いと、自分は意見を言わなくていいやと言う人が出てきます。

また、座席も、三人で話し合う時には、三角形に座ることが多いので、誰かと誰かが対立して向かい合うこともありません。リラックスして話を進めることにつながります。リラックスしてアイディアを出し合える、バランスの取れた人数です。
 3年生のあるクラスでの算数で、「三人寄れば文殊の知恵」を生かした取り組みを行っていました。