2018年1月18日木曜日


戦争の悲惨さ、核兵器の恐ろしさ、平和の尊さを忘れない

 市川市では、昭和59年(1984年)1115日に『核兵器廃絶平和都市宣言』を行い、「核兵器の廃絶」・「生命の尊厳」・「恒久平和の確立」を訴え、また、千葉県で初めての「平和基金」を設立して、毎年様々な平和事業を通し、「平和の大切さ」を呼びかけています。(市川市平和事業ホームページより引用)

 そこで、本日、6年生を対象に、日本原水爆被害者団体事務局長次長・市川被爆者の会「児玉 三智子さん」による被爆体験講話が行われました。

 実際に児玉さんが小学生の時に広島で被爆した体験を、被爆者が書いた絵などとともに、1945年8月6日午前8時15分に起きた原子爆弾投下に伴う、お話ししていただきました。当時は原子爆弾は3個しかなかった。でも今は、9か国が保有し15000発も核爆弾があることも教えていただきました。

講演会が終わった後、夏休みに広島の原爆ドームなどで被爆の様子を見てきて、今日直接話を聞いて、自分の中で一つにつながったという感想を直接伝えた児童もいました。児玉さんの「未来を創るあなた方が考えていかなければいけないことだ」という言葉が印象に残りました。また、児玉さんの話を聞く子どもたちの態度もしっかりとしていました。