2017年8月29日火曜日


全国学力・学習状況調査の結果が発表されました

8月28日(月)に全国学力・学習状況調査結果が報道発表されました。その中で、相変わらず課題として挙がっているのは、根拠をもとに考えることができていないということだそうです。本校では、根拠をもとに考えるためには、まず相手が何を伝えたいのかを理解する必要がある。そのためには、「対話するスキル(聴く)」という学習スキルを今年度は中心に学校全体で取り組もうとしています。「聴く」と言うことについては、以前ブログでもご紹介しましたが、以下のようなことを目標に取り組んでいきますので、ご家庭でも参考にしていただけるとありがたいです。学校と家庭の共育が更にお子さんを伸ばすことにつながります。

なお、本校の学力・学習状況調査結果については、今後分析、検証、改善策へとつなげ今後の教育活動に反映させていく予定です。

対話するスキル(聴く)

 
低学年
中学年
高学年
対話するスキル
☆あいてのいっていることをわかろうとしてきく。
・「ああ」
・「わかるわかる」
・「なるほど」
・「そうか」
・「それもそうだよね」
・「もういちどいって」
☆ 相手の意図を分かろうとして聴く。
・「ああ」
・「分かる、分かる」
・「そうか」「なるほど」
・「言いたいことが分かる気がする」
☆ 自分とはことなる考えも共感して聴く。
・「今の意見は,いいと思うけれど…」
・「ここまでは、私と、いっしょだと思います」
☆ 相手の意図を分かろうとして聴く。
・「ああ」
・「分かる、分かる」
・「そうか」「なるほど」
・「言いたいことが分かる気がする」
☆ 自分とは異なる考えも共感して聴く
・「今の意見はいいと思うけれど・・」
・「ここまでは、私と一緒だと思います」
☆ 友達が言いたいことを想像しながら聴く
・「○○さんが言いたいのは、こういうことだと思います」

 

聴き方のポイント 
「どんなこと」(内容)⇒「その理由は何だろう」(理由)⇒「そのあとどうなった」(影響)⇒「その結果どうなった」(結論)